2022年10月21日

教えて!萬立さん ② 高校生から上京まで

あかね 2022年10月23日号 第134号 (PDF) 

静岡県立気賀(きが)高校の入学式のとき、新入生代表であいさつしたのが、大勢の前で話した最初かも。元来、あがり症で赤面症だったので、音楽の時間にみんなの前で歌わされるのも苦手でした。

あるとき、「持ち物検査」と称して、先生が生徒のロッカーの中を点検するということがあって、朝礼のとき、数人の生徒と抗議しました。すぐに職員室に呼ばれて「お前ら、こんなことやってたら就職できないぞ」と脅かされたのを覚えています。クラスの学級委員もやっていたから、今に通じるものがあるとすれば、そうかもしれません。クラスで推薦されて生徒会の役員もやっていました。

一方で、学業のかたわら、レタリングの通信教育も受けていたから、将来のことも考えていたんですね。その通信教育の費用は、当時、バス通学で、40分くらいかけて通っていた、その定期代を浮かせるため、山道を自転車で通ったりしました。

そして、高校を卒業、大学の夜間部に入学するため、上京します。


『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』鈴木エイト

あかね 2022年10月23日号 第134号 (PDF) 

20年前に、統一協会による正体と目的を隠した偽装勧誘の現場に遭遇した著者が、教団を追うなかで、「要注意人物」として特定され、執拗な妨害を受けながらも、果敢に取材した記録。

教団と国政に関わる政治家の関係を追及する転機となったのが2013年の参院選。カルト団体による人権侵害だけでなく、その信者を私利私欲のために使い捨てる政治家はより問題視されるべきというのが著者の原点。日々のメディア報道で知る事実より、さらに根深い政界との癒着ぶりに驚かされる。

(A)


(小学館)1,600円+税

みなさんと力合わせて − 保育園の待機児ゼロへ

あかね 2022年10月23日号 第134号 (PDF)

文京区議会議員 まんだち幹夫

「保育園、落ちた!」ネット上でも大問題となった待機児童。文京区でもこの10年以上、区政の最大の課題のひとつでした。

区は当初、認可保育園より基準の緩い「認証保育園」の増設で乗り切ろうとしましたが、区議団の〝安心できる認可保育園の増設を〟の声で、「私立認可保育園を中心」に方向転換。同時に要求していた区立保育園は「つくらない」と。

小石川・白山・西片エリアでもこの15年間で十数か所が開設されました。その結果、今年4月の待機児は2人(これは国の定義。実際には希望した認可園に入れなかった児童は300人以上)となり大きく改善しましたが、さらなる改善を求めていきます。

都立高入試の民間の英語スピーキングテスト導入は中止を!

あかね 2022年10月23日号 第134号 (PDF)

問題山積なのに来月末にテスト実施予定

新婦人の若手会員の呼びかけでスピーキングテスト導入反対運動を行っています。

導入中止を求める請願を審議する9月16日の区議会文教委員会では、共産党として関川区議が質問。萬立区議は副委員長として中止賛同意見を述べました。

安倍政権当時の教育改革の一貫として英語教育の民間活用が打ち出され、そこに既にベネッセが関与していたなど、今回の導入に至る経緯を鋭く追及されて迫力ありました。

9月24、25日には、スピーカーとマイクを萬立事務所から借りて小石川ダイエー前で街頭宣伝を行いチラシ100枚を配布。2日で延べ22名が参加しリレーアピールしました。


街頭からの訴え(9月24日)

スピーキングテスト問題を幅広く訴えるために「英語教育を考える会文京」を立ち上げ、会としてテスト導入中止を求める請願を区議会に提出し、報告会を兼ねて「英語教育を考える会文京」の発足会を11月12日15:30~ 区民センター2D で行います。

(N・O)



党創立100周年の年にあなたの入党を心からよびかけます

あかね 2022年10月23日号 第134号 (PDF)

日本共産党創立100周年記念講演の内容をわかりやすく解説し、入党をよびかけるパンフレット(15ページ)を事務所に用意してあります。ぜひお読みください。お届けにも上がります。

2022年9月19日

教えて!萬立さん ① 幼少期、母の愛につつまれて

あかね 2022年9月17日号 第133号 (PDF)

浜松駅(静岡県)からバスで1時間くらい山のほうに入ったところが生家です。「ポツンと4軒家」(笑い)でのどかなところです。コメや野菜、お茶、養鶏、花も育てていました。
姉2人と兄、末っ子の私の2人の子育てと農家の仕事で、母、久代は、いつも忙しく働いていました。夜遅くまで、土間で「藁打ち仕事」をしていたのを思い出します。

当時、子どもたちの遊びは、山に登ったり、田んぼでサッカーをしたり。あるとき、近所の子と相撲をとっていて、私が足を骨折。バスで約40分の骨接ぎ院に通院するために、母が付き添ってくれました。疲れた母が帰りのバスで居眠りするので、降りられるか不安になって、いつも起こしていました。

母に怒られた記憶はほとんどないのですが、3つ上の兄とけんかになって、兄の帽子をトイレに投げ捨てたとき、さすがに怒られました。畑のキュウリを手にして、ポコンとたたかれました。ショックでした。

近所に卵農家もあって、いつも買いに行くのが私の仕事。母の作る目玉焼きが大好物で、のちに帰省すると、いつもリクエストしていました。ハレの日には鶏肉入りポテトコロッケや、カレーライス(魚肉ソーセージや油揚げ入り)、手作りコンニャクの煮物を作ってくれました。

2008年に88歳で亡くなったのですが、近所の人たちからも慕われ、頼りにされる気丈な母でした。

 
区議当選直後の頃

(参考)萬立幹夫区議の出身地は、静岡県浜松市北区引佐町。数年前の大河ドラマ「女城主 直虎」の舞台です。

※この記事に萬立さんに聞きたいことをお寄せください。

2022年9月15日

沖縄県知事選で玉城デニー氏圧勝!「国葬」に「出席せず」とキッパリ

あかね 2022年9月17日号 第133号 (PDF)

「弔意を強制するな!」「国葬反対!」 ― 国会前で9月1日、4,000人をこす大行動が行われました。

国葬?とんでもない

経済もガタガタ

安倍さんが選挙中に凶弾に倒れたのはショックでしたが、だからといって、国葬にするのはおかしい。どう考えても。だって、8年8カ月間の安倍政権時代、安保法制の強行から、森友・加計問題、「桜を見る会」など、思い出すだけでも、疑惑はふくらむばかり。ましてや、「アベノミクス」のせいで、経済がガタガタになった。国葬の決め方も、閣議決定で早計だったし、納得できない。

(Aさん)

国葬反対でアクション

何か意思表示しなくてはと、先日、銀座であった女性たちのアクションに参加しました。どしゃ降りでしたが、何かしなくてはという気持ち。国会のデモにもかけつけたい。安倍さんって、国民のためには何もしてこなかったと思う。年金は減らされる一方だし。でも、統一協会のことは、これだけメディアがとりあげてくれてよかったと思う。国葬の費用も、16億円とか。コロナで苦しんでいる人にまわしてほしい。

(Tさん)


 


学校統廃合計画を止めた区民の力 ― 2006年

あかね 2022年9月17日号 第133号 (PDF)

みなさんと力合わせて

文京区議会議員 まんだち幹夫

2007年4月、みなさんのご支援で区議会に初当選。選挙掲示板のポスターには、「礫川・柳町・指ヶ谷小学校を守ります」とスローガンを入れました。「あれはよかった」とまわりの声も。

文京区が打ち出した区立小中学校の「適正配置」という名の「大統廃合計画」が出されていました。小学校の3分の1を統廃合という無謀な案でした。

礫川・柳町・指ヶ谷小学校をひとつのマンモス学校に、誠之小は6中に分校を …… 今思い出してもゾッとします。

文京区民の良識の力がこの案を廃案に追い込みました。私も当時、礫川小のPTAや「おやじの会」の方々と〝小規模校の良さをつぶすな〟と活動しました。

あれから20年近く経過。区内どの学校も児童数は増え続け、教室不足のため増築や、柳町小は改築となりました。そしてついに、長く運動を進めてきた少人数学級制度も実現!

住民の力は、区政を一気に動かす ― 貴重な経験でした。

2022年7月29日

ドキュメンタリー映画 『百年と希望』

あかね 2022年7月30日号 第132号 (PDF)

党員でない視点からのドキュメンタリー映画

福手ゆう子都議も登場

映画全体を通して、ありがちな、啓発的な上から目線でもなく、ましてや、押しつけでもない、真っ直ぐな若い監督の目線に好感が持て、魅力的な人間ドラマになっている。最後の方に、我らが福手ゆう子さんも登場。

2022年に共産党が創立百周年を迎えることを知って、「党員ではない視点から、共産党についてのドキュメンタリーを作れたらおもしろいのでは」と、映画製作の動機を話した監督・撮影・編集の西原孝至さん。

ナレーションを入れず、人々や風景の中にカメラを構え、丹念に話を聞いた1年間の記録。昨夏の都議会議員選挙で、再選を目指した池川友一さん、秋の総選挙に挑戦した池内さおりさん、「しんぶん赤旗」編集部内のようす、入党60年の古参党員、若い世代の党員…。共産党の99年目の姿を通して、多くの課題を抱える日本社会が浮き彫りになっていく。

ちょっと敬遠してすぐに見なかったが、偏見はこちらの方にあったと思った。(A子) 

渋谷ユーロスペースで上映中
http://www.eurospace.co.jp/schedule/
Tel 03-3461-0211

若者、無党派層の支持ひろげ山添 拓さん文京区では堂々2位

あかね 2022年7月30日号 第132号 (PDF)

7月10日投開票の参議院議員選挙での大きなご支援に感謝申し上げます。

山添拓候補は東京都全体で3位、文京区では2位で当選しました。掲げた公約実現に、全力をあげます。

 

2022年4月24日

4月10日 オンライン演説会 「志位さんの話に背中押された」

あかね 2022年4月24日号 第129号 (PDF)

こちらから視聴できます https://www.youtube.com/watch?v=QD5jG6ixLQU

視聴された方の感想

「60年以上前、自衛隊員だった。就職先という感覚で福島の部隊に配属された。戦車隊に乗るため、北海道の部隊に送られそうになって、やめた。今は、防衛大学を出ても、入隊する人が減っている。安保法制で海外へ派兵するような自衛隊はだめだ。海外に行こうと入隊する人はいないんじゃないか」(小石川 Kさん)

「これ以上大企業の内部留保をため込まないで、一回、放出してゼロにしてほしい。その分、国民生活に回す時だ。内部留保に課税するという共産党の提案はよくわかった」(小石川 Aさん)

今日のような話を、もっと多くの人に聞いてほしい。わかっている人ばかりではだめ」(白山 Nさん)

「とてもわかりやすかった。ただ、頭の中にしっかり入れるために、もう一度、新聞をよく読まなければと思った」(白山 Fさん)


「貧乏」のからくり軽快に 劇団こまつ座「貧乏物語」(井上ひさし)

あかね 2022年4月24日号 第129号 (PDF)

舞台は昭和9(1934)年。マルクス経済学者で、治安維持法により獄中に収監されていた河上肇。その留守をまもる女性たちの物語。

登場人物は女性ばかりで、妻ひで、娘ヨシ、女中の初江の暮らしに、元女中の美代、内務省官僚の夫のもとから家出してきた早苗、検閲による公演中止で、舞台に出られない新劇女優クニが転がり込む。

全編、河上著「貧乏物語」の思想がわかりやすくちりばめられ、「貧乏人をなくすには、根本から経済の体制を変えなければ」など、今に通じるものがある。舞台中央にかかる河上博士の肖像写真が今の日本を見つめている気がした。(A子)



文京区 ゆかりの女性たち(その4)野中千代子

あかね 2022年4月24日号 第129号 (PDF)

女性初の富士山気象観測者

今回は、気象学者の野中到(いたる)と結婚し、未来の気象学のため、決死の覚悟で富士山頂での越冬にのぞんだ野中千代子。

1871年に福岡市に生まれた千代子は、母方の従兄、到と結婚。2人の住居は小石川原町148(今の白山4-36辺り)だった。到は、高層での気象観測所ができれば、天気予報は必ず当たるようになるという信念を持ち、富士山頂での越冬観測を試みた最初の日本人。妻、千代子も夫を助けるため、明治28年10月12日、周囲の反対を押して富士山に登頂。気象状況は厳しく、小屋の中は冷凍庫と化し、満足な気圧調整施設も防寒具も整っていなかった。新鮮な野菜などの不足から栄養失調になり、ついに到は倒れる。千代子は、到の看病をしながら必死で観測を続けたが、12月12日、志半ばで気象観測を中断、下山した。

大正12年、20年ぶりに富士山頂に観測所が実現しようとしたその日、千代子はインフルエンザで53年の生涯を閉じた。富士山頂に国の気象観測所が開設されたのは、千代子没後9年のちのこと。(参考:「文京ゆかりの婦人展」文京区婦人センター)



比例で5議席確保 東京から山添拓参院議員を必ず

あかね 2022年4月24日号 第129号 (PDF)

ますます激しくなるロシアのウクライナ侵略。再び首都キーウへの侵攻を始めようとしています。

いま大事なのは、国際世論で侵略者ロシアを包囲することです。しかし日本では〝敵基地攻撃能力を〟〝日本も核を〟など物騒な議論がしきりです。

「武力対武力」、「核対核」という対応では悲惨な軍事のエスカレーションの悪循環に陥り、平和の秩序はつくれません。

戦争が起こっている現実に憲法をすりよせ改憲するのでなく、憲法9条を高く掲げ、その理想に向けて日本の政治、世界を変えていきます。参院選では、比例で共産党を、東京から山添拓さんを必ず。

都区政報告会

5月15日(日)午後1:30分~3時

礫川地域活動センター

お話:福手ゆう子都議会議員・まんだち幹夫区議会議員



2022年3月25日

コロナ禍でも増収となった区財政 ー 感染対策と地域経済回復、区民生活を守る予算に

あかね 2022年3月25日号 第128号 (PDF)

文京区の来年度予算案を審査する特別委員会が6日間にわたり開催されています(3月18日現在。3月24日まで)。審議にあたり日本共産党は区長提案の予算案に対して、一般会計予算と国民健康保険特別会計予算の修正案を提出しました。

修正案は区長提案の3.6%(約37億円)の修正。コロナ禍でも区民税などの歳入は伸びています。コロナ対策費、保健所体制を強化し、いのち守りくらしを応援する予算に切り替えます。

「厳しい財政」どころか基金残高は約50億円増に!

コロナ禍で税収が減る、経済が大変と今年度初めには基金(積立金)が大きく減るとの見込みは、逆に見込みより200億円も増加。増加分はくらし応援に!

区の仕事を丸投げ ー 緑豊かな森が壊される!


公園内に産業廃棄物(汚泥)の不法投棄。カブト虫も生息し4千本以上の樹木が茂る森の管理の手の抜き、区との協議もなしに数十本の樹木を伐採―管理運営している「公園財団」等の指定管理の取り消しを求めました。


いのち守り、くらし応援する予算修正案を提案

◆PCR検査費⇒2倍に

◆共通商品券(紙)の発行

◆国保の子どもの均等割り分を徴収しない

◆子どもの医療費助成を18歳まで

◆後期高齢者のまずは非課税者から窓口負担を免除

◆学校給食の無料化

◆補聴器助成の拡充





国連憲章・国際人道法守れ ー 国際社会が力を合わせよう

あかね 2022年3月25日号 第128号 (PDF)

3月17日朝7時半より、まんだち幹夫区議らは毎木曜日恒例の後楽園駅前宣伝をしました。

ロシアによるウクライナへの侵攻が首都キエフに迫り、州庁舎や住宅、病院にまで砲弾が撃ち込まれるという事態となっています。

「いま国際社会が、『国連憲章を守れ』という根本的な要求とともに『国際人道法を守れ』とみんなで声をそろえて言うべき大事な場面になっています」(志位委員長の記者会見)。

国連を通じた募金の協力も訴えます。




文京区ゆかりの女性たち(その3)荻野吟子

あかね 2022年3月25日号 第128号 (PDF)

日本で最初の女性医師

近代日本における最初の女性医師であり、女性運動家としても知られる荻野吟子は、1851(嘉永4)年、埼玉県大里郡秦村に、荻野綾三郎、嘉子の5女として誕生。

1867(慶応3)年に、同県北埼玉郡の名主の長男と結婚。夫から性病をうつされ、3年後に離婚。上京し、婦人科の治療を受けるが、そのとき、治療にあたった医師がすべて男性だった経験から、女医となって、苦しむ女性たちを救いたいと決意する。

1865(明治8)年、東京女子師範学校(現お茶の水女子大学)に入学。この時、吟子25歳。

1875年医師開業試験に合格。医師免許女医第一号になったとき、35歳。同年5月、湯島三組町84(現湯島3-11-13)に婦人科荻野医院を開業。大正2年3月23日、63年の波乱の生涯を閉じた。

(参考:「文京ゆかりの婦人展」文京区男女平等センター)


2022年2月24日

リーフレット "安保条約 天皇 共産主義 … あなたの 「?」 におこたえします"

あかね 2022年2月25日号 第127号 (PDF)

日本共産党は、安保条約や天皇制に関する党への疑問などにこたえるカラフルなリーフレットを作りました。

「共産党は何を考えているのかわからない」「自衛隊をなくそうとしている」…など、メディアや他党などから根拠のない批判が後をたたないからです。

例えば、「自衛隊」。

今大事なことは、自衛隊をなくすかどうかではなく、災害復旧などで活躍する自衛隊のみなさんを、安保法制を発動し、アメリカの戦争に派兵し、「殺し、殺される」戦場に送り込んでいいのかということです。共産党は反対です。それに、いますぐ自衛隊をなくそうなんて考えていません。将来、アジアが平和になり、国民の圧倒的多数が「軍事力がなくても安心」と考えた時、はじめて憲法9条の理想に向けて踏み出そうと提案しています。万が一、不正に侵略されるようなことがあったら、自衛隊もふくめて、あらゆる手段をもちいて、国民の命を守ります。国民の生存、基本的人権、国の主権と独立を守るのは、政治の責務だからです。

★リーフを読まれた感想や質問をぜひお寄せください。

PDFの形で日本共産党のホームページからダウンロードできます。https://www.jcp.or.jp/web_download/202202-JCP-gimon.pdf





夏の参院選勝利をめざし、みなさんのご支援をお願いします

あかね 2022年2月25日号 第127号 (PDF)

今夏の参院選は、

①コロナから国民の命とくらしを守る

②岸田政権に正面から対決―自公と補完勢力の「翼賛体制」づくり許さない。野党共闘の推進

を掲げて、比例で5議席、東京選挙区の山添拓参院議員の必勝と、前回惜敗した大阪など議席獲得に向け全力をあげます。

街頭で大型ディスプレイを挟んでお話しする田村智子・山添拓参院議員

小石川ダイエー前での地域宣伝をする まんだち幹夫区議ら


文京区ゆかりの女性たち(その2)樋口一葉

あかね 2022年2月25日号 第127号 (PDF)

「大つもごり」「たけくらべ」「にごりえ」…

職業作家の先駆け、樋口一葉(本名、奈津。自身は夏子と名乗った)は、千代田区内幸町で生まれたが、明治9年(1876年)、一家で、本郷6丁目5(今の本郷5-26)に転居した。一葉の生涯でも恵まれた時代で、一時、本郷小学校に通った。幼少期は、同年代の子どもの遊びに興味がなく、読書を好んだと日記にある。

同14(1881)年、下谷の私立青梅学校に転校し、2年後、首席で卒業。和歌をはじめ向学心が強く、15歳のとき、中島歌子の歌塾「萩の舎(はぎのや 春日1-9)に入門。ちなみに、師中島歌子の歌碑は、春日1丁目の牛神社内にある。

その後、長兄や父が死去し、経済的に苦境におちいり、1890(明治23)年9月、本郷菊坂町70(本郷4-3)に転居。菊坂の伊勢屋質店とのかかわりは亡くなるまで続いた。

明治27(1894)年、本郷区丸山福山町(西片1丁目)に転居してから「大つごもり」「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」など次々発表し、女流作家としての名声は高まるが、24歳6カ月で結核のため没。自宅跡には、一葉終焉の地の石碑が。

(参考 「文京ゆかりの婦人展」)

旧伊勢谷質店

一葉の旧家跡の井戸



2022年1月25日

新年のまちのこえ「商売がつづけられない」「都立病院の存続は、正念場」

あかね 2022年1月22日号 第126号 (PDF)

オミクロン株に換わった新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

年末年始、私は福手ゆう子都議とともに地域の方々をたずね、お話を伺いました。

私立の保育園や幼稚園では、「感染児童が出ないように細心の注意をはらっている。」など緊張の連続だそうです。年明けから保育園〇か所、小中学校〇校で感染者が続出しているのですから。

地元を支える自営業の方からも厳しい声を聞きました。「事業復活支援金は『売上減少率』が50%なんて言われているが、50%も減少したら商売は続けられない。なにもわかっていない!」と怒ります。「もう、国も自治体も言うことが信用できない」という方も。現場に寄り沿った政策、対応が求められてています。

都立病院は?

訪問先では、「都立病院のアレ、どうなったの?」独法化への心配の声が寄せられます。次の都議化で都立病院廃止条例も用意される中、今が正念場です―右写真は「駒込病院を守る会」の宣伝行動で。

参院選勝利へ!

参院選まで、あと6か月。音の宣伝、ポスターの掲示、ビラの配布…選挙に向けて準備中です。後援会のみなさんへの支援の訴えに伺います。ご協力お願いいたします。

(萬立幹夫)

2022年1月22日

文京区ゆかりの女性たち(その1)平塚らいてふ

あかね 2022年1月22日号 第126号 (PDF)

元始、女性は太陽であった

「元始、女性は太陽であった」の言葉で知られる平塚らいてうは、8歳の時、生まれた地・東京市麹町(現千代田区麹町)から、本郷駒込曙町13(本駒込2-15)に転居した。

らいてうは、今年、創立60年を迎える新婦人(新日本婦人の会)の創立呼びかけ人の1人。1911(明治44)年9月、25歳のとき、駒込千駄木町9(同町5-3に青鞜社を設立。女性の文芸誌「青鞜」を発刊した。冒頭の言葉は、その創刊の辞。明治の終わり、女性はまだ「家の跡取りを生む機能」とのみ見なされていた時代に、女性も自我を持った一個の独立した〝人間〟であることを主張した先駆的な女性だった。

(参考:「文京ゆかりの婦人展」文京区男女平等センター)

「青鞜社」発祥の地(文京区千駄木5)

2022 年 参院選の年 今年もよろしくお願い致します

あかね 2022年1月22日号 第126号 (PDF)

新しい年を迎えました。今年もよろしくお願い致します。

年明けと同時に新たな変異株・オミクロン株が急拡大しています。

①迅速・安全なワクチン接種

②国の責任でいつでも誰でも無料のPCR検査

③保健所・地域医療や病院の緊急支援

…など求めていきます。

7月の参院選での比例での日本共産党の躍進、山添拓参院議員の再選を勝ち取るため、ひきつづくご支援をお願いいたします。

新年、さっそく街頭から挨拶。福手ゆう子都議とまんだち幹夫区議