2021年2月14日

福手ゆうさんは、なにより人の痛みがわかる人

あかね 2021年2月14日号 第 117号 (PDF)

元都議会議員 小竹ひろ子

前回の都議選のとき、私の後継に女性候補で若い人をと当時、区議だったゆう子さんに白羽の矢があたりました。

福手さんは区議の任期を全うしたいということでしたが、都議候補になることを決意してくれたときはうれしかったですよ。当時、区議団の一員として住民要求の実現へ、粘り強くがんばっていた福手さんは、大塚の都バス車庫跡地を福祉施設に活用するために、運動を励まし、区や都との交渉を重ね、区議会でもとりあげ、都議選のあとも住民のみなさんの先頭に立ってがんばり、ついに100人規模の保育園を設置することを実現させました。

福手さんは、なにより人の痛みが分かる人。「生活と健康を守る会」のみなさんと一緒に、困っている人の相談に親身になってとりくみ、解決する姿を頼もしくみています。シングルマザーで、仕事に追われて国保料の納入を忘れ、銀行口座を差押さえされて相談にこられたAさんと区役所に同行し、生活苦と子どもの学費負担の大変さを訴えるAさんでしたが、Aさん以上に差し押さえによる生活苦の話をする福手さん。こんな福手さんこそ都議会に送らなければと痛感しました。