2022年2月24日

リーフレット "安保条約 天皇 共産主義 … あなたの 「?」 におこたえします"

あかね 2022年2月25日号 第127号 (PDF)

日本共産党は、安保条約や天皇制に関する党への疑問などにこたえるカラフルなリーフレットを作りました。

「共産党は何を考えているのかわからない」「自衛隊をなくそうとしている」…など、メディアや他党などから根拠のない批判が後をたたないからです。

例えば、「自衛隊」。

今大事なことは、自衛隊をなくすかどうかではなく、災害復旧などで活躍する自衛隊のみなさんを、安保法制を発動し、アメリカの戦争に派兵し、「殺し、殺される」戦場に送り込んでいいのかということです。共産党は反対です。それに、いますぐ自衛隊をなくそうなんて考えていません。将来、アジアが平和になり、国民の圧倒的多数が「軍事力がなくても安心」と考えた時、はじめて憲法9条の理想に向けて踏み出そうと提案しています。万が一、不正に侵略されるようなことがあったら、自衛隊もふくめて、あらゆる手段をもちいて、国民の命を守ります。国民の生存、基本的人権、国の主権と独立を守るのは、政治の責務だからです。

★リーフを読まれた感想や質問をぜひお寄せください。

PDFの形で日本共産党のホームページからダウンロードできます。https://www.jcp.or.jp/web_download/202202-JCP-gimon.pdf





夏の参院選勝利をめざし、みなさんのご支援をお願いします

あかね 2022年2月25日号 第127号 (PDF)

今夏の参院選は、

①コロナから国民の命とくらしを守る

②岸田政権に正面から対決―自公と補完勢力の「翼賛体制」づくり許さない。野党共闘の推進

を掲げて、比例で5議席、東京選挙区の山添拓参院議員の必勝と、前回惜敗した大阪など議席獲得に向け全力をあげます。

街頭で大型ディスプレイを挟んでお話しする田村智子・山添拓参院議員

小石川ダイエー前での地域宣伝をする まんだち幹夫区議ら


文京区ゆかりの女性たち(その2)樋口一葉

あかね 2022年2月25日号 第127号 (PDF)

「大つもごり」「たけくらべ」「にごりえ」…

職業作家の先駆け、樋口一葉(本名、奈津。自身は夏子と名乗った)は、千代田区内幸町で生まれたが、明治9年(1876年)、一家で、本郷6丁目5(今の本郷5-26)に転居した。一葉の生涯でも恵まれた時代で、一時、本郷小学校に通った。幼少期は、同年代の子どもの遊びに興味がなく、読書を好んだと日記にある。

同14(1881)年、下谷の私立青梅学校に転校し、2年後、首席で卒業。和歌をはじめ向学心が強く、15歳のとき、中島歌子の歌塾「萩の舎(はぎのや 春日1-9)に入門。ちなみに、師中島歌子の歌碑は、春日1丁目の牛神社内にある。

その後、長兄や父が死去し、経済的に苦境におちいり、1890(明治23)年9月、本郷菊坂町70(本郷4-3)に転居。菊坂の伊勢屋質店とのかかわりは亡くなるまで続いた。

明治27(1894)年、本郷区丸山福山町(西片1丁目)に転居してから「大つごもり」「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」など次々発表し、女流作家としての名声は高まるが、24歳6カ月で結核のため没。自宅跡には、一葉終焉の地の石碑が。

(参考 「文京ゆかりの婦人展」)

旧伊勢谷質店

一葉の旧家跡の井戸