2020年11月22日

「安倍政権より、怖い」――法律、憲法を 踏みにじる菅政治は、退陣を!   

あかね 2020年11月22日号 第 115号 (PDF)

日本学術会議の会員任命への政治介入問題―菅政権の本性があらわになりました。しかも、菅首相は志位、小池質問にまともに答弁できず、任命拒否の根拠は“総崩れ”となりました。

18日の白山上商店街での街頭演説会では山添拓参院議員が、そして福手ゆう子都議予定候補、ほその真理衆院東京2区予定候補が訴えました。

◆安倍さんが辞めてこれで改憲が遠のいたと一瞬思ったけど、とんでもない! 学術会議の任命拒否って、憲法の「学問の自由」を踏みにじるもの。学術会議の前会長、山極さんが、任命義務否定の文書を「見せられたこともないし、存在も知らなかった」と言っているし、「まずは、任命を拒否した理由について杉田官房副長官に尋ねるべき」としたのは当然。国会に呼んで聞いてほしい。(60代 Mさん)

◆「仕事中だから、チラシを受け取れないけれど、菅政権はひどいよね。昨日も国会中継を見ていたけど、野党の追及にまともに答えないもんね。もう(政権)末期のようだね。(朝宣伝の地下鉄春日駅で。工事中のビルの警備員さん)

◆もう化けの皮がはがれてきた。言葉も足りないし、国会答弁のおどおどした感じはあきれる。(50代Oさん)

◆安倍さんは、頭の悪いボンボンだったけど、菅さんは、悪賢い執事のよう。人の話を誠実に聞くようには見えない。沖縄(の辺野古埋め立て)に対してもホント、冷たい態度。許せない!(70代Yさん)

◆官房長官時代、改憲にのぞむ態度がひどかった。まともに答えないで、「問題ない」と繰り返すだけ。就任当初、支持率が上がったのは、「たたき上げ」とか「パンケーキが好き」とか、マスコミの影響としか思えない。(70代Aさん)

政権交代、野党連合政府を!

2020年9月22日

区議会本会議で、萬立さんの質問を傍聴

あかね 2020年9月27日号 第 114号 (PDF)

9月定例区議会の萬立区議の代表質問を初めて傍聴しました

萬立さんは、区長が平和首長会議に加わっていることから、核兵器禁止条約に日本政府が参加するよう強く要請することを求めました。また、区立保育園で発生した新型コロナ感染拡大の再発防止策や少人数学級実現についても、実際に学校の先生から実態を聞いたことをとりあげ、終始、私たち区民に寄り添った具体的な質問でした。

区長の答弁は、「核兵器禁止条約」の早期締結に向けては、平和首長会議の一員として、署名活動もしている、と述べたものの、保育所での感染症対策については「再発防止に努めている」と答弁するにとどまりました。少人数学級について、萬立さんは、「分散登校によって、クラスの半数の少人数授業になったことに、現場の先生は“手を挙げなかった子が手を挙げて発言するようになった”と話してくれた」と、教室の確保や教員の増員などについて質問。教育長は、「少人数学級によるきめ細かな指導の効果については認識している」として、国の動向を「注視していく」とし、改築中の誠之、明化、柳町小学校は教室数に余裕を持った設計になっていると答えました。

区民目線が際立っていた

萬立さんの質問は、このほか、住居確保給付金などの延長、給食の食材納入業者への補償や非正規職員の処遇改善…など、きめ細かく、区議団としてとりくんだ「困りごとアンケート」や「なんでも相談会」で聞き取った要求を受け止めたものばかり。萬立さんの前に質問に立った若い区議さん(自民党)の、区長を持ち上げるだけの、具体性のない質問と比べると、よけいに区民目線が際立っていて、もっと多くの方に傍聴してもらえればと思いました。

(A子)