2014年5月16日

予算委員会審議をふまえて区長に緊急申し入れ

まんだち幹夫通信 2014年5月16日号 No.343 (PDF)

安倍内閣の暴走政治から区民を守れ、いまこそ区民要望実現させる区政に!子育て・福祉・雇用……


区議団と小竹ひろ子都議は12日、文京区長、教育長に対し予算議会の審議をふまえて「緊急申し入れ」を行いました。

  • 安倍政権の消費税増税、集団的自衛権の行使容認や、医療・介護総合法案などの暴走に区として反対を
  • 認可保育園の増設、学校施設改修を前倒しで行う
  • 防災・がけ地対策の拡充
  • 国保料の連続値上げをやめる、高齢者見守り対策
  • 区行革による業務委託や指定管理の見直し

など要望しました。

対応した副区長は、今年2月の時点で認可保育園の応募に0~3歳児の502人が不承諾になったことに対し、待機児童解消は区も最優先の課題と考えていると回答。また、指定管理者に任された区の事業が体育施設や図書館、区営住宅まで55にも広がるなか、区としてスタッフの労働環境の調査を求めたのに対し「検討中」との対応でした。

わたしたちが長年要望している、学校トイレの洋式化や全教室へのクーラー設置などを一気に実施する要望に教育長は、施設改修は夏休み期間中に限らず保護者の理解を得て工事を実施する可能性も初めて示し、また区立小中学校図書館司書の配置については全校への派遣をめざしたいと対応しました。

区議団は、昨年度末の時点で620億円に膨れ上がった区の基金を今こそ有効に活用し、安倍政権下でますます深刻になる区民の生活を守るため、申し入れたくらし、教育や福祉など喫緊の課題に予算を充てることを求めました。