2014年4月26日

銭湯の休業・廃業が止まらない



「あかね」2014.4.20 第61号 (PDF)


白山一丁目の富士見湯さんが、1月から休業となりました。「近くに銭湯があって便利だと思ってたんだが、今は回数を減らしている。月2回100円になる入浴デーには家族連れも来ていた。冬はいいけどこれからの季節はたいへんだ」と、7年前から町内にお住いのMさん。

営業されている間は毎日70~80人 、「遊湯入浴デー」には300人くらいの方が利用されていたそうです(「まんだち幹夫通信」一月二四日)。かつては文京区内に10数か所あった寿会館の入浴サービスも利用できましたが、八年前に廃止されました。現在、区内で利用できる入浴施設の数は、スーパー銭湯などを入れても10か所ほどになっています。

経営者の高齢化、施設の老朽化、利用者の減少などにより、文京区以外でも銭湯の休業・廃業が相次いでいます。東京都浴場組合の常務理事さんがインターネットで配信されている情報(https://twitter.com/aizenyu)によると、震災後の2011年3月末に787軒あった都内の公衆浴場は、現在692軒になっています。また、消費税増税後の入浴料金も決まっていません。

富士見湯さんは5月1日から営業再開されました!!