2018年10月19日

自転車専用レーン工事が進むが…

白山通りの自転車レーン。安心して走行でき、
歩行者との事故根絶への対応が求められています。


まんだち幹夫通信 2018年10月19日号 No.558 (PDF)


 白山通りの自転車レーン工事が進行しています(平成28年から来年度末くらい)。
 通り沿線や地域の方から、「レーンができるのはいいが、停車する車両との接触が危険ではないか?」などの声が寄せられています。区議団は16日午後、管轄する東京都建設局第六建設事務所の担当者から、工事の進捗と心配される意見などについて、聞き取りをしました。


 工事の現況は、すでに水道橋から区役所あたりまでと、千石交差点から白山下あたりまで工事が進んでいます。残りの区間を、今年から来年度にかけて行います。工事が完了すると―左の図のようになります。現在の車道の左端に「自転車走行空間」(レーン)が 色分けされて設置。全体は駐車禁止区間ですがパーキングエリアは可能で、現在の左端から自転車レーンの車道側に移動します。しかし問題は、「停車」です。道路交通法では停車は「車道の左端」となっているため、自転車レーンの域内に止まります。自転車は、それをよけながら蛇行せざるを得ません。
 第六建設事務所には、停車位置をパーキングエリアと同様に自転車レーンの車道側にするよう要望しました。しかしこれは警察の管轄のようで、さらに警察交渉の必要性もでてきました。
 安全な走行空間を確保し、歩行者との事故根絶に向け知恵を出したいと思います。